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N高・S高等学校生徒の皆さんの活動がエストニアの新聞に掲載されました

2024.10.10

N高等学校・S高等学校生徒の皆さんがエストニア研修中に WORLD CLEANUP DAY 2024 の一環としてエストニア・ヴィームシにてクリーンアップを実施したことが現地新聞のニュースになりました!

引用:Viimsi Teataja 04 oktoober 2024

※下記、新聞掲載内容の翻訳文です

日本の高校生、エストニアで世界清掃デーに参加

9月17日、日本の高校生たちがエストニアのヴィームシで行われた「世界清掃デー」に参加しました。彼らはエストニアを訪れた約20人の仲間とともに、世界清掃デー発祥の地であるエストニアの環境をより美しくするために力を合わせました。

この日、清掃活動はHaabneemeビーチ近くの森で行われ、参加者たちはより健康な地球を目指して汗を流しました。

今回のイベントは、世界的な市民運動「世界クリーンアップデー」を主導するNGO「Let’s Do It World(LDIW)」によって開催されました。この活動は、国連の公式カレンダーにも掲載され、世界各地で同じ日、同じ目的のもとに実施されています。

参加した日本の高校生たちは、ヴィームシの美しいビーチ周辺を清掃しながら、見た目はきれいに見える場所にも多くのゴミが隠れていることに驚いたそうです。タバコの吸い殻や大きなプラスチック容器、ガラス片、古い繊維製品など、わずか1時間でかなりの量のゴミを回収することができました。ビーチ全体が一見きれいに見える一方、茂みや岩場にはまだまだ多くのゴミが埋もれていたとのことです。

参加した生徒たちは、笑顔で作業をしながらエストニアの自然の美しさを感じ、現地の風景や文化を楽しんでいました。日本人がエストニアでボランティアをすること自体、異文化交流の一環となり、良い思い出となったようです。

高校生の中村拓己さんと吉野美咲さんは、「なぜエストニアでのボランティアに参加したのか?」という質問に対し、「エストニアの教育やグリーン政策、テクノロジーに関心があったからです。また、東欧やエストニアの人々についてもっと知りたいと思いました」と答えました。

彼らはまた、ヴィームシとエストニア全般の印象についても好意的な感想を述べ、日本とエストニアの社会には共通点が多いと感じたそうです。特に、日本では道端にゴミ箱がほとんどなく、ゴミを持ち帰る文化があることに興味を持っていました。

今回の清掃活動は、ただゴミを拾うだけでなく、文化を超えた交流の場ともなりました。日本の若者たちがエストニアの環境保護活動に貢献することを通じて、両国の理解が深まる機会となったのです。

※Viimsi Teataja 04 oktoober 2024:https://www.viimsivald.ee/sites/default/files/inline-files/Viimsi%20Teataja%204.10.2024_1.pdf