【WORLD CLEANUP DAY 2025 グローバル】過去最多の参加者数を記録!転換点に向けて加速
2025.12.12
2025年9月20日、世界は再び一つになりました。 国連国際デー(UN International Day)として初めて開催された今年の「ワールド・クリーンアップ・デー(World Cleanup Day 2025)」は、世界中で数多くの市民が立ち上がり、過去最大規模の環境ムーブメントとなりました。

約2,500万人が行動した日
今年の結果は、まさに記録破りなものとなりました。暫定集計によると、190以上の国と地域から約2,500万人ものボランティアが参加しました。これは、単なる「ごみ拾いイベント」の枠を超え、世界中の人々が環境問題に対して具体的な行動を起こす準備ができていることを証明しています。
「5%」が社会を変える!ティッピング・ポイントへの挑戦
今年のテーマの一つは「Strive for Five(5%を目指して)」でした。 社会学の研究によると、あるコミュニティの人口の5%が同じ目的に向かって行動を起こした時、それが「ティッピング・ポイント(転換点)」となり、残りの人々の意識や行動にも永続的な変化をもたらすとされています。
今年のWCDでは、モザンビークやキルギスなど、人口の5〜10%という驚異的な参加率を達成した国々が現れました。これらの国々では、すでに環境に対する社会規範が大きく変わり始めています。私たち日本を含め、世界全体がこの「5%」という転換点に向かって加速しているのです。

平和と団結の象徴として
また、今年はウクライナのキーウに調整センターが置かれ、困難な状況下でも「平和と環境」のために連帯するメッセージが発信されました。ごみを拾うというシンプルな行動が、国境や立場の違いを超え、世界を一つにする共通言語となっています。
未来への加速、WORLD CLEANUP DAY 2026へ
2025年の記録的な成功は、ゴールではなく始まりです。 参加してくださった皆様、そしてこれから参加しようと考えている皆様、一人ひとりの行動が大きな波となり、確実に世界を変えています。
来年のワールド・クリーンアップ・デーに向けて、この勢いをさらに加速させていきましょう。
※本記事は WORLD CLEANUP DAY 本部ホームページより翻訳いたしました
https://www.worldcleanupday.org/post/accelerating-towards-the-tipping-point–world-cleanup-day-2025s-record-breaking-numbers